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2005年3月の14件の投稿

2005/03/29

道は開ける D.カーネギー 香山晶訳 創元社刊

「人を動かす」が人間関係の古典なら、「道は開ける」は悩みに関する指南書です。
日本でも交通事故死が1万人を超えたときには、交通戦争とマスコミの話題になりま
した。しかし、3万人を超える人が自殺している現在は、悩みとの壮絶な戦いに敗れた
人が予想以上に多いことを思い知らされます。

カーネギーがYMCAの成人クラスで教えていた時、受講生の関心は人間関係を円滑
にして、自らが昇進昇格することでした。そしてそれについで多かったのが悩みへの
対処でした。
受講生は学費を分割払いにしていましたので、授業が面白くなく、実用的でないとき
にはお金を払いません。それだけに毎回の授業はカーネギーと受講生との真剣勝負
でした。カーネギーは悩みに関する本を探しに大きな公共図書館にいったのですが、
悩みを取り上げている本はたったの22冊しかなかったのです。
まず22冊の本を読み、それから先哲の書をよみ、テキストの執筆に取り掛かって
7年間かかって書き上げたのがこの本です。

悩みを解消するためにノウハウが詰まった大変参考になる本です。
私は目次を自分で打ち込んで縮小印刷してものを手帳にはさんでいます。
時間があれば読み返し悩みを解消するようにしています。

目次

1.悩みについて知らなければならない基本的事実
2.悩みを分析する基礎技術
3.悩みの習慣を早期に断とう
4.平和と幸福をもたらす精神状態を養うための七つの法則
5.祈りは、実用的−あらゆる人々が共有する非常に根源的な三つの心理的欲求を満たしてくれる
6.批判を気にしない方法
7.疲労と悩みを予防し、活力と精神を充実させる六つの方法

心に残った言葉

過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の区切りで生きよう。

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2005/03/27

人を動かす D.カーネギー著 山口博訳 創元社刊

人を動かす

D.カーネギーが、1936年に出版した「How to Win Friends and Influence
People」の翻訳です。日本を始め世界中で読まれており、人間関係の古典といっても
いい本です。

ハードカバーで読みましたが、いつでも読める文庫がないかと思っていたら、創元社
から「ハンディ カーネギー・ベスト」という文庫3冊セットが発売されています。
「人を動かす」(D.カーネギー著 山口博訳)
「道は開ける」(D.カーネギー著 香山晶訳)
「カーネギー名言集」(ドロシー・カーネギー編 神島康訳)
春のセンバツも始まりましたが、人生の門出に贈る本としては最適だと思います。

この本は、カーネギーがYMCAの成人クラスで弁論術を教えるために作ったものです。
カーネギーはこのクラスを教えるにあたって人間関係について書かれた参考書を探し
ました。ところが、驚くことに適当なものがひとつも見つからなかったのです。
それで自分で参考になりそうな例を探し、1枚また1枚と増やしてきたテキストが15年
経って1冊の本になったのです。

読むとわかりますが、たくさんの事例を紹介しています。1936年(昭和11年)当時の
事例は古いのですが、カーネギーは最新の事例を加える改訂を丹念に続けました。
1955年にカーネギーが無くなってからは、ドロシー・カーネギーがそれを引き継いで
事例を更新しています。最初にハードカバーで読んだ時の印象とくらべると、新しい
読みやすい内容に変更されています。
ベンジャミン・フランクリンの例も紹介されており、「フランクリン自伝」を読むきっかけ
にもなりました。あらゆる人間関係の本がここから出発したといってもいいすぎでは
ないと思います。

人間関係の基本は古くて新しいもので、時が経っても変わるものではありません。

まとめを見るだけでもその内容の豊富さを感じていただけると思います。

まとめ

第一部.人を動かす3原則
1.批判も非難もしない。苦情もいわない。
2.率直で、誠実な評価を与える。
3.強い欲求を起させる。

第二部.人に好かれる6原則
1.誠実な関心を寄せる。
2.笑顔で接する。
3.名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない。
4.聞き手にまわる。
5.相手の関心を見抜いて話題にする。
6.重要感を与える―誠意をこめて。

第三部.人を説得する12原則
1.議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
2.相手の意見に誠意を払い、誤りを指摘しない。
3.自分の誤りをただちにこころよく認める。
4.おだやかに話す。
5.相手が即座に“イエス”と答える問題を選ぶ。
6.相手にしゃべらせる。
7.相手に思いつかせる。
8.人の身になる。
9.相手の考えや希望に対して同情を持つ。
10.人の美しい心情に呼びかける。
11.演出を考える。
12.対抗意識を刺激する。

第四部.人を変える9原則
1.まずほめる。
2.遠まわしに注意を与える。
3.まず自分の誤りを話した後、相手に注意を与える。
4.命令をせず、意見を求める。
5.顔を立てる。
6.わずかなことでも、すべて、惜しみなく、心からほめる。
7.期待をかける
8.激励して、能力に自身を持たせる。
9.喜んで協力させる

付録.幸福な家庭を作る7原則
1.口やかましくいわない。
2.長所をほめる。
3.あら探しをしない。
4.ほめる。
5.ささやかな心づくしを怠らない。
6.礼儀を守る。
7.正しい性の知識を持つ。

心に残った言葉

「常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える」という、たった一つの
ことだけを学び取っていただければ、成功への第一歩が、既に踏み出されたことに
なる。

あなたの話し相手は、あなたのことに対して持つ興味の百倍もの興味を、自分自身
のことに対して持っている。

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2005/03/25

僕の生きる道 橋部敦子著

この本がテレビドラマの原作だとは知らなかった。
第一、社会現象にまでなったらしいこのドラマを一度もみたことがなかった。

テレビのドラマなどほとんど見ない。「世界でひとつだけの花」はこのドラマ
の主題歌だった、というのはこの本をみて初めて知ったのだ。

それはさておき、この本自体は、すばらしい。よくある不治の病でお涙ちょうだい
の安物の内容ではない。
昨秋、本屋で手にとって立ち読みを始めた。あっという間に10ページ読んだ。
迷わずレジに直行した。帰りの電車の中でかなり読み進んだ。
あらすじは改めて書くまでもない。皆さんご存知だと思うので省略する。

余命1年と宣告された中村先生と、結婚することを決意したみどり先生に、二人
が勤める学校の理事長でもあるみどりの父が、癌とわかった後に結婚に反対する。

「―死んでしまうからだよ! どうして、死ぬとわかってる男と、結婚するんだ」

生まれて初めて父に怒鳴られたみどりの言った言葉が印象に残る。

「―死ぬとわかっている男は彼だけじゃない。世の中の男、全員よ」

自分が死ぬのはもっと後だ、と根拠もないのに思い込んでいる。今やらなくても
明日やればいいと先送りする。生きていることへの感謝を忘れ、生きていること
に比べたらどうでもいいような二次的なことで悩んでいる。ちょっとしたことで怒り、
悲しみ、恐れる。自分の命を縮めることに気がついていない。

この本を読むと、生きていることは不思議なことで有り難いことだ、ということを、
思い出させてくれる。

レンタルビデオ店で「僕の生きる道」を借りてきた。
主役の二人を支える脇役がきらりとひかり、本と同様感動した。

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2005/03/24

「新・考えるヒント」(池田晶子著、講談社)

学生時代に小林秀雄の「考えるヒント」を読みこなせなかったときの残念な思いから、
アマゾンで衝動買いしてしまった。

著者が小林秀雄になりきって新しい「考えるヒント」を書いている。「考えるヒント」
を読み直している途中なのでなんともいえないが、読みやすい小林秀雄という気が
する。最後まで一気に読むことができた。

実際に小林秀雄の文章を引用した部分はゴチック体になっており、はっきり区別で
きるが、これがもしゴチックでなかったらわからないのではないかと著者自身もいって
いる。

心に残った言葉

わかるということは、決して説明によってわかるのではない。言葉自体の力によってわかるのだ。

善悪は存在する。われわれのうち深くに存在し、その針は常にふれている。しかし、誤たずにわれわれを導いている。(中略)内にあるこの絶対性を、外にあるかのように思う時、人は自ら判断する自由を放棄する。つまり生きるのをやめることになる。

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2005/03/22

14歳からの哲学 〜考えるための教科書〜 池田晶子著

本屋で平積みされていて何となく買ってしまった。
哲学というと、なんとなく疎遠になってしまいがちだ。

「私」という名で呼んでいるなにものかが、私の人生を生きている。
まず言葉ありきで、「私」とはなんなのか。

このあたりは、中村天風に通じるものがある。「私」は体でもない、こころでもない、あえていえば魂といえばいいのだろうか。いやそうとしか考えられない。中村天風はそう考えた方が楽になるといっている。

生きているということは、ある意味不思議なことである。どうして自分は生きているのか。この問題を考えるには哲学を避けては通れない。

「14歳からの哲学」は今年の中学入試問題にもかなり使われたらしい。中学生でも読めるようにやさしい言葉で書いてあるが、内容は同じ著者の「新・考えるヒント」や「41歳からの哲学」と同様にレベルが高いと思う。

休んでばかりいる私の脳みそには、たまには人生について考えてみるのも、いいかもしれない。

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2005/03/21

フランクリン自伝 岩波文庫

「フランクリン自伝」(松本慎一・西川正身訳、岩波文庫)

ベンジャミン・フランクリンといえば、雷雨の日に凧をとばして電気を確認した科学者として知られています。また科学者であるとともに出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そして何よりもアメリカ資本主義のそだての親としての半生を、人生の大成功者であるフランクリンが自分の子孫のために、どうして自分は成功できたのかをわかりやすく淡々と書いています。

印刷の植字工として働いていたときのことです。他のみんなが昼にビールを飲むときでも、自分はパンのかけらで質素な食事をとり、人の倍以上働いていました。本が好きで、そうして蓄えたお金で本を買って勉強しています。

攻撃的な性格で、人を議論でやり込めなければ気のすまないフランクリンでしたが、一度コテンパンにやっつけた政治屋から決闘を申し込まれ、命拾いしてからは、謙譲をもって人に接することの大切さを説いています。

人にものを教える場合にも、教えているような風をしてはいけない、その人の知らないことでも、忘れたことにように言い出さなければならない、さらに確かなことでも確信なげに話せと勧めています。

自分の足りないところを補うために、「13徳」というものを定め、常に守れているかをチェックしました。一番目から始めて、それを守れるようになってから次の項目に進むというように常に自分に言いきかせていたのです。

13徳とは以下の通りです。

第1 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
第2 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。
第3 規律 物は全て所を決めて置くべし。仕事は全て時を定めてなすべし。
第4 決断 なすべきことをなさんと決心すべし。決心したことは必ず実行すべし。
第5 節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
第6 勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いは全て断つべし。
第7 誠実 偽りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口にだすこともまた然るべし。
第8 正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
第9 中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
第10 清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
第11 平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
第12 純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これに耽りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。
第13 謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。

なかなか難しいですが、一度チェック表をつくって実行してみてはいかがでしょうか。

付録の「富に至る道」は、リチャード・ソーンダーズという名で暦を販売していたフランクリンが、リチャードの名を借りて、成功するにはどうしたらよいか、富に至るにはどうしたらよいかを書いています。ぜひご一読ください。

心に残った言葉

私は他人の自惚れに出逢うといつもなるべくこれを寛大な目で見ることにしている。自惚れというものは、その当人にもまたその関係者にも、しばしば利益をもたらすと信じるからである。

神のもっとも嘉し給う(喜ばれる)奉仕は人に善をなすことである

間違いだと思われることを人が主張した時でも、頭から反駁したり、いきなりその主張の不当を指摘して快を貪るようなことはやめ、これに答えるにも、まず最初に、時と場合によっては君の意見も正しいだろうが、現在の場合はどうも違うようだ、自分にはそう思えるが、などと述べるのであった。

この五十年間、私の口から独善的な言葉が出るのを聞いた者は恐らく一人もあるまい。

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2005/03/20

春一番

先日、九州地方で春一番が吹いたと報じられました。

春一番とは、立春以降で初めて吹く南寄りの強風のことですが、その由来は、
昨年3月に壱岐市となった長崎県壱岐だということを知っていましたか。

1859年(安政6)2月13日,五島列島沖に出漁した壱岐郷ノ浦の漁師53人が強い突風 にあって遭難してから,郷ノ浦の漁師の間で春の初めの強い南風を,春一または 春一番と呼ぶようになったのが始まりで,1950年代後半よりマスコミで使用され 一般化した(気象の事典、平凡社、より)。

気象庁では、以下の条件を満たしていた場合を春一番としています。

・立春から春分の日の間
・日本海で低気圧が発達している
・南寄りの8メートル以上の強風
・強風により気温が上昇

http://www.kishou.go.jp/jma-magazine/0302/

P.S.
アップした後に紹介した壱岐市を含む九州北部に107年ぶりの大地震が起こりました。
九州北部の皆様のご無事をお祈りしております。

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2005/03/19

巧言令色多仁

タイトルを見て、おかしいなと思われたのではないでしょうか。
本当は「巧言令色鮮矣(少)仁」です。
広辞苑第5版には「口先がうまく、顔色をやわらげて人を喜ばせ、こびへつらうこと。仁の心に欠けることとされる。」とあります。
儒教の教えで、口だけの調子のいい者に徳のある人間はいない、という意味です。あまりいい言葉ではありません。

現在、日本経済新聞に「愛の流刑地」を連載中の渡辺淳一氏は押しも押されもしない大作家です。1999年(平成11年)1月3日の日本経済新聞の文化欄に、渡辺淳一氏のコラムが掲載されました。タイトルは渡辺氏の造語です。なぜ巧言令色多仁なのか。

渡辺氏がまだ無名の新人だったころの話です。
小さなバーによくいっていたのですが、そこのママが明るい人で、しょげていると「大丈夫よ、あなたは才能があるわよ」といつも励ましてくれました。そうすると不思議なものでだんだん元気になり、自信がでてきた。
ママは当然ながら渡辺氏の小説を一度も読んだことがなく、ある意味ではいい加減にほめていたわけですが、これを支えに努力した渡辺氏は、現在のような大作家になったわけです。

人間はけなされるよりは、誉められるほうが元気がでます。たとえ無責任にほめていても、それで元気になることがあるのです。
本当は才能があり、芽が出る人でも不遇の時期にくじけそうになることがあります。そこでどのようにして夢をあきらめずに努力を続けることができるのかが大事になります。もちろん本人の強い意志が必要ですが、まわりの人のはげましは大きい力をもっています。ぜひ自分のまわりに苦しんでいる人がいたら励ましてあげてください。元気をあげてください。きっとあなたの光がまわりを照らすように、元気が広がっていくと思います。

コラムの中に中高年の夫婦についての話も書いてありました。結婚して何十年もたっていて、家に帰ってもろくに会話もしない、そんな夫婦は多いかもしれません。そこで今度奥さんにあったときに、なにげなく「きれいだね」といってみてください。きっと奥さんはビックリした顔をしてあなたをしげしげと見るでしょう。「何か後ろ暗いことでもあるのかしら」
でも続けていっているうちに「私のことを気にかけてくれているのだわ」と本当に感謝をして、身きれいになっていくかもしれません。反対に「あなたのおかげです。ありがとう。」とたててくれるようになるかもしれません。

もちろん、無責任にこころをこめずにほめても効果はないと思います。真剣に相手のいいところをほめていけば、かならず幸せの波がひろがっていくのではないでしょうか。

身近なところからほめてみてはいかがでしょうか。

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2005/03/16

成功した経営者の秘密・哲学の共通項

成功した経営者の秘密・哲学の共通項
 〜10年以上前の手帳のメモから〜

1.貧困、落第借金、失業、大病、戦争、肉親や異性との離別、軋轢を経験

2.自らを頼りに生きる

3.自分の幸運を信じきってる

4.人の喜怒哀楽嫉妬怨念をよく理解している

5、金の恐ろしさと金の頼もしさを共によく知っている

6、遊びを通じて時流を知り、時流に乗り人との出会いを生かす

7、捨てるものは捨て集中し、まず行動

8、やる気満々、とにかく欲が深い

9、災いを福に転じることができ変幻自在

10、矛盾した問題をありのままに認めそれらを同時に解決


十年以上前に何かで気に入って手帳にメモしたものです。たしか、「電力の鬼」と呼ばれた松永安左ェ門の関係の本だったような気がします。

このメモのページだけを破り、今の手帳のポケットにいれて持ち歩いています。

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2005/03/15

人間を考える 松下幸之助著

人間を考える (松下幸之助著)
〜新しい人間観の提唱 真の人間道を求めて〜

江口克彦著「成功の法則」の中で、100回校正を繰り返した「松下幸之助 渾身の書」と紹介されていた。

経営の神様である松下幸之助が、人間としていかに生きるべきか、 「王者」である人間、宇宙の「根源」から生成発展を義務付けられ使命とされた我々が、いかに生きるべきかを人生をかけて書いた本である。

私にもわかる平易な言葉で、先哲が積み上げた業績に自らの人生における経験を加味し、宇宙の真理から人生の真理までのべている。

すがすがしさが残る。

心に残った言葉

人間は万物の王者としての天命を与えられている

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2005/03/14

三国志(1)〜(8) 吉川英治著

久しぶりに8巻を全部読み直した。

後漢没落後、魏の曹操、蜀の玄徳、呉の孫権の三国の争いを描いている。桃園の誓いをかわした若き玄徳、関羽、張飛を中心に、物語の後半では三顧の礼をもって迎えた諸葛孔明と魏の戦いが息もつかせない。

乱れた世の中、戦争に疲れた兵や農民を救うために漢王室の復活を目指す玄徳と孔明。しかし、時の流れに利なく、司馬炎の晋に滅ばされてしまう。

戦乱の世にくらべて、現在がいかに幸せかを身にしみて感じる。

悩みがあってもこれに比べれば、小さなものに思えてくる。

本は読まなくても、ゲームをした人は多いのでは。

心に残った言葉

・泣いて馬稷を斬る

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2005/03/13

パソコンが壊れた

パソコンが壊れた。
8日夜、一度パソコンを立ち上げた時にWindows Updateを実施したのが原因のようだ。
一度電源を落として、入浴後、ブログを書くために、もう一度立ち上げようとすると、システムエラーでフリーズしてしまう。何度やってもだめだ。わらにもすがる気持ちでメーカーのサポートデスクに電話した。担当の方は夜遅くにもかかわらず親切にアドバイスをしてくれた。しかし、直すにはレジストリを変更する必要があり、それでも直る確率は半々とのことだった。

実は、正月明けにパソコンのCD-ROMドライブが故障していた。修理に3週間かかるという。とてもじゃないが3週間も待てない。そのまま、だましだまし使ってきた。サポート担当の方いわく、「レジストリを変更するためにシステムディスクを用意して、明日営業時間内にもう一度電話をください」。頭が真っ白になった。CD-ROMドライブが壊れていて、システムディスクを使いたくても使えない。つまり3週間はパソコンが使えないということになる。
これは困った。今のパソコンは2000年に購入して、OSは98SEながらペンティアム3を載せていてそれなりに使いがってがよかった。でも、もう一時の猶予もない。パソコンのない生活は考えられない。

翌日、会社で聞いてみると、同じような目にあっている人が一人いた。システムの詳しい人に聞いてみると、Windows Updateなんてするものじゃないという。コマメに実施していたのはなんだったのか。

昼休みは近くの電器店にいって新しい機種選びだ。なかなかたくさんの機種があって迷ってしまう。翌日も隣の駅の大手カメラ系電器店にいってみた。とうとう11日になった。パソコンのメールは携帯に転送しているため確認はできた。

会社を早めに出て、乗り換えのターミナル駅でとうとう新しいパソコンを購入した。もって帰りたいというと、「お客さん、無理ですよ。一体型ですから重いですよ。」「箱を見せてくれ。持てるかもしれない。」というようなやり取りの後、結局翌日とりに行くことになった。配送だと2日後になるからだ。

12日にようやく待ちに待ったパソコンと対面。5年間の技術の進歩を実感しています。前のパソコンのデータをどうしたかというと、外科手術をしてハードディスクを取り出し、外付けハードディスクとして、データを吸い出した。なんとか前と同じ環境を再現し、今ようやくこれを書けるようになった。

重要なデータはコマメにバックアップをとるようにしよう。

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2005/03/06

成功の法則 江口克彦著

019580090000成功の法則 〜松下幸之助はなぜ成功したのか〜 江口克彦著

http://nifty.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/41e208648fbf801047e8?bibid=01958009&aid=nifcc42189b25004da00

通勤途中、この本を読みながら何度も涙が出た。
感動でふるえるという経験はそう多くはないのに。

松下幸之助の厳しさのなかにも人間に対するやさしさがあるところに、みな付いていったのでしょう。

成功した大経営者を近くから見た、江口氏による松下幸之助観は深い。

・百回に及ぶ校正を経て完成した松下幸之助著「人間を考える」
・中村天風の教えもあったと思われる宇宙の「根源」についての思い

成功とは大事業をなすことや、お金を儲けることではなく、人間として成長し、世のため人のために尽くすことであるという。

こころに残った言葉は

世間は誰ひとりきみの成功を邪魔したりせんよ。やれないというのは、外部の事情というよりも、自分自身に原因があるものなんや。外部のせいではない、理由は自分にあるんだということを、常に心しておく必要があるな。

熱意があれば必ず事業は成功する。けど、尋常一様な熱意ではあかんで。きっとこの事業を発展させよう、からだごとの、正しい熱意でないとね。

熱意を持続するには、自分の仕事を心底、好きになることだ

〜きみの声を聞きたかったんや〜人に感動を与えることができるならば、人はあなたのために動いてくれるようになる。

威張って知識を見せつけるよりも、心を開いて尋ねるほうが、実はずっと敬意を表される。

衆知を集めないというのは、言ってみれば、自分の財産は自分がもっている財産だけしかないと思っている人と同じやね。少しひらけた人なら良寛さんみたいなもので、全世界は自分のものだと思っている。しかし全部自分でもっているのはめんどうだから預けておこう、というようなもんやな。人間ひとりの知恵には限界があるんやから、その限度ある知恵だけでは、うまくいかんわけや。

熱意と誠実と素直。だまされたと思って、ためしにその三角形を胸に抱きながら仕事に取り組んでみてはいかがだろうか。

まず汗を出せ、汗のなかから知恵を出せ、それができないものは去れ

宇宙万物は生成発展している

理想を掲げることと、一歩一歩些細を積み重ねていくことは、車の両輪である。

・あふれるような熱意
・心底好きになる
・感動を与える
・雨が降れば傘をさす
・人に尋ねる
・衆知を集める
・成功とは些細なことの積み重ね

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2005/03/03

ポータブルオーディオ購入

先日、久しぶりにポータブルオーディオを購入しました。
ソニーのウォークマンが発売された頃に、AIWAのウォークマンもどきを買って以来です。
外出先でステレオの音楽を聞くことができる。まるで夢のようだったのを思い出します。

今回購入したのは、CREATIVEのZEN MICROです。5GBのハードディスクに2500曲を収められ、FMラジオも、ボイスレコーダーもついているすぐれものです。

性格的にiPodを買う気にはなりません。いつもはやっているものとは別のものを選ぶ傾向にあります。

早速、パソコンに入っている1250曲をZEN MICROに入れて、通勤時に聞いています。
全曲をシャッフルして聴くと、次は何かなとわくわくしながら聞いています。
すごい時代になったなと感じています。

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