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2005/04/19

中国のこと

最近、中国での反日デモ(半日ではありません)のニュースをよく見ます。政府の監督の厳しい中国で、政府の認めないデモが行われるわけはありませんから、今回のデモを含めて政府公認と考えてもいいでしょう。

月給一万円の人がいるかと思えば、3,000万円のベンツを乗り回している人がいる、というように最近の中国では貧富の差が拡大。都市部の労働者と内陸部の農民との間の所得の差も大きく、潜在的な不満はかなりのレベルまで達していると聞きます。

この不満をそらすために、日本へ攻撃の矛先が向けられているという図式は信じたくはありません。ある意味で天安門事件以降に行われた思想教育の結果がこれなのでしょうか。日本の教科書が偏向しているといいますが、判断の基準をどこに置くかによって見方は異なると思います。検定制度についてマネックスの松本社長がつぶやきで書いています。

http://www.monex.co.jp/monex_blog/archives/005826.html

黙認してきたデモで一部制御しきれない動きが出てしまったというのが、今回の真相ではないでしょうか。

中国共産党が心配しているのは、今日本に向かっている矛先が自分たちに向けられて政情不安を呼ぶことでしょう。民衆の動きが制御不能になることは避けなければならないと思います。

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