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2006年1月の7件の投稿

2006/01/29

禅のことば

つい愚痴ってしまうことがあります。なぜ自分だけこんなに苦しい目にあうのか。後ろ向きになってしまうことがあります。

そんなときは手帳をひらき、ポストイットにかいた元気の出ることばをよみます。

禅のことば

つらいことが多いのは感謝がないから

苦しいことが多いのは甘えがあるから

悲しいことが多いのは自分のことしか考えないから

行き詰まりが多いのは裸になれないから

また前向きに一日を生きていくために。

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2006/01/23

堀江社長逮捕に思う

稲盛さんの方程式でいう「考え方」が間違っていたのだと思います。能力があって、熱意があっても、その方向を間違えていたらどうにもならない。そう思います。

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稲盛和夫「生き方」

何のために生きるか、どのような行き方をしたらよいのか、京セラ名誉会長でもある稲盛氏が語ります。

仕事とは、生活の糧を稼ぐために、しかたなく自分の時間を切り売りすることではなく、自分を高めるために必要なことです。仕事を一生懸命にやることは、自分のため、自分の家族のため、会社のため、そしてそれは社会のためでもあります。稲盛氏は宮大工の例をあげて、何十年と一つの道に打ち込んできた人は、何か崇高なすばらい光を持っているといいます。仕事に一生懸命に打ち込むことで、人間が磨かれていくのです。

今現在自分が生きていることは、有り難いことです。ただ生きているだけでもすばらしい。生きていくために豚や牛や鳥など他の生き物の命をもらっていること、朝になって目が覚めること(朝が来るのは当たり前じゃないかと思うかも知れませんが、いつかそうでない日が100%来ます)、全てのことに感謝の気持ちを持つことが重要だと稲盛氏はいいます。感謝の念は知足(足るを知ること)につながるのです。

人生の方程式は、熱意×能力×考え方であると著者はいいます。たとえ能力は劣っていても、熱意を持って取り組んでいけば、手を抜いている能力の高い人を超えることができる。もっと大事なのは考え方です。どんなに能力があり、熱意があってもその方向が間違っていてはどうにもなりません。著者も就職が決まらずに困っていた頃、ふとやくざにでもなろうかと考えた時期があったといいます。その道でもどこかの組の親分ぐらいにはなったでしょうが、それでは正しい生き方とはいえません。自らの心に聞いて、善いと思うこと、正しいと思うことを行なうことです。

素直な心の大切さについては、松下幸之助さんもいっています。このブログの名前も松下幸之助さんの「素直な心になるために」から拝借いたしました。

どんなに親身になってアドバイスをしても、それを受け入れるだけの素直な気持ちがなければその人のものにはなりません。中村天風もいっています。頭の中がくだらない、否定的な考えで満たされている人にはどんなにありがたいことを教えようとしても、ただこぼれてしまうだけだ。頭の中をからっぽにして、素直な気持ちになって新しい積極的な考えを入れていくようにしなければだめだ、といっています。

もちろん、ただ単純に人のいうことを聞くという意味ではなく、人の意見を聞き、自分の心に聞き、もっと深い叡智(潜在意識、この宇宙を創造した偉大な力、サムシンググレートなど呼び方はいろいろあると思います)にも聞いて、自らの行動を反省し、正しい方向に向けていければよいのです。

出家をして戒律を守るような特別な修行をするのではなく、毎日毎日の暮らしの中で自らの心を磨き、自らの人格、魂を高め続けること。悟りの段階まで達することは難しいし、結果的に自分にはできないということがわかったとしても、それに向かって努力を続けていることそのものが尊い。人生の目的を、物質的な成功や地位や金銭におくのではなく、生まれたときよりも魂のレベルを少しでも上げることにおくべきだと著者はいっています。人生の成功者であり、地位も金も獲得した著者だけに説得力があると思います。

心に残った言葉

一生懸命働くこと、感謝の念を忘れないこと、善き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高めつづけること。すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命行っていくことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に、人間としての行き方はないように思います。

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2006/01/15

心ひとつのもちどころ

何の本で読んだのかは忘れてしまいましたが、どのような事態が起っても、常に前向きに心を保つためにメモした言葉です。

知識がないじゃないか。
  ↓
 肝心なのは「知識」より「常識」だ

  ちっともハンサム(美人)じゃない
    ↓
   人間は性格で勝負だ

    あきらめてしまえ
      ↓
     途中で投げ出してなるものか

      人生は不公平にできているものだ
        ↓
       成功も失敗も自分次第である

        時期が悪すぎる
          ↓
         逆境こそチャンスと思え、攻めの姿勢を忘れるな

常に前向きの姿勢を忘れないように、手帳にはって読みなおしています。

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2006/01/09

黒字亡国―対米黒字が日本経済を殺す―、三國陽夫著

三國陽夫氏は、日本で最も早く米国CFA協会の認定証券アナリストとなった一人であり、企業が発行する債券の元利金支払いが確実かどうかを調査して、格付けを発表している三國事務所の代表です。

三國事務所のホームページ
http://www.mikuni-rating.co.jp/

筆者は、格付け業務に携わる関係上、対象となる日本の大企業や大銀行、合計1500社近くの貸借対照表や損益計算書などを常にみてきました。このような分析のプロからみて今の日本はどのように見えているのでしょうか。

日本経済を苦しめたデフレの真犯人は、貿易黒字だ、と三國氏はいっています。輸出拡大を前提に生産拡大を追及する間接金融優位の経済政策を堅持しているかぎり、デフレはなくならない。輸出拡大を続けるためには、円安が望ましい。貿易黒字で獲得したドルを日本円に交換すると、円高になってしまう。それでは困るのでそのドルをそのまま米国の国債などに投資する。また、為替が円高に向かうと日銀は円売りドル買い介入を行い、ドルの持ち高が増えていく。

輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政出動や金融緩和というデフレ解消策を講じても一向に持続性ある効果は現れないのである。

初売りのバーゲンセールはどのデパートも活況で、この寒さのせいもあってコートなどは値下げしなくても売れているようです。

企業業績も全般的に好調です。日経平均株価は16000円強まで上がってきたとはいえ、1989年末の最高値38000円台と比べるとまだ半値以下ですが、東京証券取引所一部上場企業の株式時価総額でみると、1989年末と比べて約8割の水準まで戻してきました。

原油や商品価格が上昇してきており、10年以上日本を苦しめてきたデフレもうすぐ終わりそうな気配もあります。しかし、デフレの解消はそう簡単ではないというのが筆者の指摘です。

なぜなら、外需依存型の経済モデルはいまだ変わらず、デフレの原因である経常収支の黒字は高い水準を維持している。デフレを生む歪んだ構造は依然、温存されたままである。いずれアメリカの住宅バブルがピークアウトすれば、景気の後退は避けられず、対アメリカ輸出に依存する中国経済も大きな打撃を受ける。世界経済を牽引するアメリカと中国の景気が減速しはじめると、それに依存する日本経済はたちまち失速し、再びデフレが頭をもたげてくるだろう。

のほほんとこれからは景気はよくなると勝手に考えていたので、この本を読んではっとさせられました。

それではどうすればデフレは解消できるのか。筆者はこう考えています。

じゃぶじゃぶにお金を供給してもインフレにならない。金融政策が十分に機能しないのは、為替レートに介入しているからだ。これを解消するためには、為替レートを市場に委ねざるを得ない。イギリスのサッチャー首相が、長年苦しんでいたインフレと衰退から脱却し、成長軌道に乗せた例をあげて、政治の主導が必要であるとしています。

日本にそれができるかについて、昨年9月の郵政民営化を争点にした衆議院選挙結果が突破口になるかもしれないと指摘しています。選挙の集票が官僚や業界、圧力団体から政策へと切り替えられる動きが出てきた。そうすれば実質的に日本を動かしている官僚の視点ではなく、国民の視点から政策を形成する可能性がある。間接金融制度を支えてきた生産側の論理から消費者側の論理へ変わろうとしている。当然、軋轢がおきるだろうが、結果的に経済が成長することで両者の対立は解くことができる。

本格的な経済成長を求める政策を実行し、主権を行使する首相の登場が待たれる。

近づいてきた自由民主党の総裁選挙に注目が集まります。

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2006/01/03

五木寛之v.s.大谷光真 新春特別対談 朝日新聞

元旦の新聞で、私の一番のおすすめは、朝日新聞33面の「新春特別対談」だと思います。浄土真宗本願寺派(本山西本願寺)門主の大谷光真氏と作家の五木寛之氏の対談の題は「無数の縁を見つめて」です。

要約すると次のようになります。

子どもの犯罪被害が続いていますが、人を信用する一方で幼い子どもに命を守るすべを教えなければならない、大変難しい状況になっています。仏教の基本は笑顔で対応することであり、「なんと悲しいことだ」と嘆く心を取り戻すことから、まず始めるべきです。

弱い心をすなおに認め、受け止めるためには現世を越えた宗教的な支えが大事です。何か見えないもの、大きなものへの畏敬の気持ちがあったうえで、自分の愚かさや悪を自覚できるのではないでしょうか。自殺者が3万人を超えるという大問題が起きているのは、弱い心が折れたのではなく、硬い心、曲がることや屈することをしらない心が折れたのではないでしょうか。

宗教には危険性もありますが、危なくない宗教には影響力がないわけです。その影響力を紛争、暴力を鎮めるよう尽力することが宗教家の責任であると思っています。

明治から宗教が縁遠くなりましたが、自然と調和した暮らしは見直してもいいのではないでしょうか。「山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)」、山にも川にも森にも木にも命があるという、日本の仏教の根にある自然への共生意識を大切にする必要があります。

広い意味での「他力」には「縁」という言葉が一番あっていて、無数にある縁やきっかけに気がつく、あるいは育てられることが大切です。動物や植物の命を食べているという根本的な問いも、あるゆる縁が整ってようやく食卓に届くということも今の子どもには見えなくなっています。2011年に親鸞聖人の750回大遠忌を迎えますが、親鸞聖人に代わって自分で答えを考えてみる必要があります。正しい答えでなくとも、自分なりの考えをもつことが大切だと思います。

なぜお金を払って食事をするのに、「いただきます」や「ごちそうさま」と言わなければならないの、と聞いた子どもの話が新聞にあったそうです。動物や植物の命を食べているという根本的な問いも、あるゆる縁が整ってようやく食卓に届くということも今の子には見えず、お金との交換でしか理解できなくなったのだ、とショックを受けたとの発言がありました。

あらためて、無数にある縁やきっかけに気づく大切さを教えられたような気がしました。子どもだけの話ではなく、大人こそ参考にすべきだと思いました。

得をした気分になる正月でした。

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2006/01/01

一年前の新聞は

明けましておめでとうございます。

昨年2月にブログを始めて10ヶ月が経ちました。今年もよろしくお願いします。

毎年のことですが、元旦になると近所の新聞屋さんにいって普段とっていない新聞を買ってきます。なぜわざわざ買うのかというと、一年後に読み返すためです。予想というのはあたらないものです。一年前こんなことが書いてあったのだ、と振り返るためです。

さて、一年前の元旦の新聞はどんな記事を載せていたのでしょうか。

まずは、日本経済新聞の2005年先読み10大ニュースです。

1.郵政民営化法案を国会審議
2.京都議定書発効
3.ペイオフ全面解禁
4.ブッシュ政権2期目
5.在日米軍再編の戦略合意
6.中国、日本の最大の貿易相手国に
7.減損会計の強制適用
8.プロ野球新体制
9.固定電話値下げ
10.合併特例法期限切れ

さすが30人の編集委員が予想しただけあってすばらしいと思います。今年の流行語大賞にも選ばれた「小泉劇場」。郵政民営化をめぐる自民党内の軋轢については予想にも書いてありました。自民党内の造反による参院での郵政民営化法案の否決、衆議院解散、総選挙、自民党圧勝、法案可決というドラマを予想できた人はいなかったようです。

3位はペイオフ全面解禁でした。金融機関が破綻した場合に、1000万円を超える預金については元本が保証されないため、金融機関の選別が進むといわれていました。ところが、素材価格の上昇に始まった物価の底打ち、企業業績の劇的な回復、1年間で4割も上昇した株価など、全般的な景気の回復で金融機関の経営も急速に安定感を取り戻しました。ペイオフについてはほとんど話題にならなかったのではないでしょうか。

ちなみに1年前の1月1日の各紙1面トップは以下の通りでした。

日本経済新聞 さあ国も会社も男も女も―少子に挑む、ニッポン大転換―
産経新聞    高齢ニッポン存亡危機―待ったなし人口減時代―
読売新聞    中国が日本側に12鉱区―東シナ海ガス田開発全容判明―
朝日新聞    堤氏、事前に違法性認識―名義偽装報告書提出前の5月―

産経新聞にある通り、とうとう人口減時代に入ってきました。国のパワーは、なんといっても人口です。高水準の自殺の問題も含めて、真剣に考えるときがきたようです。

さて、今日の新聞には何がかかれているのでしょうか。

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