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2006年3月の3件の投稿

2006/03/19

それでも人生にイエスと言う V.E.フランクル

それでも人生にイエスと言う

なんという良い言葉でしょう。

著者のV.E.フランクルは「夜と霧」を書いたことで有名です。第2次世界大戦中にナチスドイツによって強制収容所に入れられ、奇跡的に生還した数少ないユダヤ人の一人です。どのような人が、絶望的な状況に置かれても、希望を失わずに前向きに生きられるのでしょうか。夜と霧には実際にそれを体験した人にしかかけない内容があります。

映画で思い出すのは、「ライフ・イズ・ビューティフル」です。前半の明るいコミカルなムードと、主人公が強制収容所に入れられる後半のコントラストには大きな落差があります。収容所の中で、収容所の日常をゲームにたとえて、子どもをおびえさせないように、そして最後まで生き延びることができるようにする主人公の行動は見るものの涙を誘います。

実際にこのような収容所での生活を体験したフランクルが、1946年、収容所を出て1年後に講演で話した内容をまとめたのが「それでも人生にイエスと言う」です。

まだ、なまなましい記憶が残っている中で行なわれた講演とは思えないほど落ち着いて話しているように思えました。先哲の言葉を引用しながら生きることの大切さを説いていきます。

「なにかを行なうこと、なにかに耐えることのどちらかで高められないような事態はない」
(ゲーテ)

「もし私がそれをしなければ、だれがするだろうか。
しかし、もし私が自分のためにだけそれをするなら、私は何であろうか。
そして、もし私がいましなければ、いつするのだろうか。」
(ヒレル)

「人生それ自体がなにかであるのではなく、人生はなにかをする機会である!」
(ヘッベル)

最後にフランクルの言葉を紹介します。

「人間はあらゆることにもかかわらず−困難と死にもかかわらず、身体的心理的な病気の苦悩にもかかわらず、また強制収容所の運命の下にあったとしても−人生にイエスと言うことができるのです。」

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2006/03/12

朝日記の奇跡 佐藤伝著

タイトルで買ってしまう本があります。この本もなにげなく本屋でぶらぶらと目的もなくいつものようにさまよっている時に見つけたものです。「朝日記の奇跡」なんだろうなと思って読み始めると、これがなかなか面白い。

内容は買ってからのお楽しみですが、著者は13年間日記をつけていました。夜寝る前に一日の反省をするために。しかし、どうしてもうらみ日記というのでしょうか、一日の出来事の反省といいながら、いつのまにか一日でたまったストレスの吐き出し日記になってしまっていたというのです。後ろ向きなことばかり、読むだけで暗くなるような内容になってしまっていたのです。

ある日13年間書いてきて、どうしても日記を書く気にならなかった日が訪れたのでした。とうとう、何も書かずにぐっすり寝てしまった。そうすると、翌朝すごく気持ちが良かったというのです。13年間書いてきた日記をやめるのはもったいないという気持ちもあったのでしょう。すっきりした気持ちで、昨日のことを思い出しながら朝日記を書いてみた。そうするとある意味高ぶった感情が収まって、冷静に考えることができるようになり、昨日のことなので内容を忘れることもなく、前向きに考えることができるようになったと著者はいいます。

そういわれてみれば、私も日記を書けなかった日に、会社で朝書いたりするのですが、スッキリした頭でまとまって書けたことを思い出しました。

著者は朝日記を、10年連用日記のように昨年、一昨年と比較できるような媒体に書くことを勧めています。一番のお勧めはパソコンでエクセルに書くことだと勧めています。まんだらのような9つの四角に書き込むものです。書いてある通りの日記をエクセルで作って、先月ぐらいから入力しています。なかなかおもしろいなと思っています。

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2006/03/05

渡邉美樹 夢に日付を!

皆さん、日記をつけるのは一日のうち、いつごろでしょうか。ほとんどの皆さんがその日のうちにつけるのではないでしょうか。私もそうです。寝る前の15分ぐらい前にA5の手帳に今日あったことを記録したあとで自分の感想を書いています。

実は、昨年11月18日にワタミの社長、渡邉美樹さんの「夢に日付を!〜夢実現の手帳術〜」を買って読みました。東証1部上場のワタミグループを創りあげた渡邉社長の夢実現のノウホワイがすべて書かれています。夢を手帳に書くということは、GMO社長の熊谷社長も手帳術の本で書かれていますし、多くの本に書いてあります。渡邉社長の手帳術は、夢実現までの日付をいれることによって、いかに生きて行くかの「ノウホワイ=なぜやるか」を伝えてくれます。

○月○日までに、これとあれとあれをやる。夢がないのなら、夢を考えることを最初にやってみたらよい。夢を考えることを夢にすればよい。具体的に3ヵ月後までに3つ、自分のやりたいことをあげてください。これをよんで、私は今年の2月18日までに3つのことをあげることにしました。

一つ目はすぐに決まりました。資格試験合格を目指して、具体的に試験対策の学校に申し込むことにしました。もうひとつは、健康面を考えて一日一万歩あるくこと。最後はなかなか思いつかなかったのですが、家族で旅行にいくことにしました。今までであれば3つの夢を考えるぞと思っても、「いつまでに」が抜けていたためにいつの間にか忘れてしまうということが多かったと思います。ところが、手帳に2月18日までと書いただけなのに、ふと思い出すのです。「2月18日までに決めないといけないなと。」結果的に、ぎりぎりの2月18日までに3つのささやかな夢を決めることができました。

夢に日付をつけることの大切さを身をもって体験することができました。夢を決めるなら日付をつけて具体的に、これが大変大きな意味をもっているのですね。

渡邉社長は寝る前の15分ぐらいで毎日日記をつけているそうです。今日一日を振り返って猛反省することを書き出し、一日をリセットしたうえで明日にどうつなげるかを今日のうちに済ませてしまうのです。明日一日のイメージを創りあげて、そして頭の中を空っぽにして眠り、また翌日からスタートするのです。

終了した予定を赤鉛筆で塗りつぶした表紙の手帳の写真が印象的です。私もこれを取り入れて、今日のスケジュールで終了したものについては、赤鉛筆で塗りつぶすようにしました。今読み直してみると、明日一日のイメージを創りあげる部分をいつの間にか忘れてしまっていたことに気がつきました。今日からもう一度やり直そうと思っています。

心に残った言葉

夢を実現することは、実は目的ではないのです。夢とは自らが進むべき道筋をつけるために一つのゴールとして設定しているにすぎません。大切なことは、その道を歩むプロセスのなかで、それぞれが自らの人間性を高めていくことなのです。

毎日を120%で生き切る。(中略)なぜ20%の無理をしなければならないのか。それは「もしかしたら明日はないかもしれない」からです。だからこそ、今日という日はかけがえのない、尊い時間なのです。

「私はいつまでに、このことを絶対に成し遂げます。だめだったら死ぬ覚悟があります」と言って初めて仕事なのです。

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