カテゴリー「書籍・雑誌」の56件の投稿

2008/09/14

斉藤一人著「ツイてる!」(角川新書)

まるかんの「スリムドカン」で有名な斉藤一人さんの本です。

斉藤さんは、長者番付トップの常連です。なぜそんなにお金儲けができるのか。

以前「変な人の書いた成功法則」という斉藤さんの本を読んだことがあります。

読後の印象をこのブログに書いておけば良かったのですが、覚えているのは
「お金の向きを揃えて財布にいれていれば金持ちになれる」、とか「『ツイてる!』
を千回繰り返せば幸せになれる」とかうわべのことだけになっていました。

「ツイてる!」を読んで、思い出しました。

 どんな時でも幸せになって、有り余る幸せを他の人におすそ分けしよう。

 他の人になだれのように幸せがきますように!

金儲けにはなにか後ろめたい気持ちを持つ人がまだまだ多いようです。

お金もちになって税金をいっぱい払うことは悪いことではない。
お金のありがたさと怖さを知って、使うときには「いってこいよ」と気持ちよく
送り出してあげる。そうすることで、お金はまた回り回って帰ってくるのです。

もちろんお金を運んでくるのは人間です。お金の向きをそろえるのは表面的なことで
尊いお金は尊い働きによって初めて得られるという当たり前のことに気づかせてくれます。

付属のCDもすばらしいと思います。

「ツイてる!」という言葉は、自分の機嫌を取る言葉です。常に自分の機嫌をとることで
自分の中に上機嫌が貯まっていきます。あふれでる上機嫌を回りの人に注いであげる。

運命の悪い人、体の具合の悪い人は、人の機嫌をとっていて自分の機嫌が悪くなって
しまっている可能性が高い。
どんな時でも機嫌よくするための魔法の言葉が「ツイてる!」なのです。

心に残った言葉

うまくいかない時には自分のやり方に間違いがあると思えば良い。間違いを正せば
苦労はなくなる。

自分はツイてると思って挑戦すること。失敗してもそれから学べばよい。何もしないことが
一番ダメ。「ツイてる」という言葉で一歩足を前に出す。そうすれば前に進むための
アイデアが出てくる。「ツキがツキを呼ぶ」というのはこのことです。

神様の思いやりから生まれたのがお金。もっとお金を大切にしてあげよう。

お金を貯めるには「運勢」をよくする。「ハイ!」と返事をして即座にとりかかろう。

どっちが正しいかではなく、どうすれば楽しくなるかを基準にする。

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2008/08/25

座右のニーチェ 

斎藤孝著「座右の○○」シリーズの最新刊、座右のニーチェです。

座右のゲーテ、座右の諭吉と読みました。

斎藤さんの本を読むと元気が湧いてきます。

ニーチェの言葉は、「熱い」言葉です。

アフォリズム(箴言)を得意とする思想家であるニーチェは、
短い、こころに突き刺さるような、触ると切れるような、言葉を目の前に並べてくれます。

一番最初の言葉を紹介しましょう。

君は君の友のために、自分をどんなに美しく装っても、装いすぎることはないのだ。
君は友にとって、超人を目指して飛ぶ一本の矢、憧れの熱意であるべきだから。

「超人を目指して飛ぶ一本の矢」、「憧れの熱意」

すごい。

ニーチェは常に前進することを目標にしていたようです。「自分自身に安住するな」
「過去の成功体験を捨てて、新しいこと、新しいものに挑戦する勇気を持つこと」

8月25日は、ニーチェの命日です。
彼の晩年はまことに痛ましく、1889年1月3日に旅先のイタリアのトリノの町で
精神錯乱を起こし、以後10年あまりを母と次いで妹に看取られながら過ごしたそうです。
1900年の8月25日ワイマールで永眠しました。

8月25日の日本経済新聞夕刊のあすへの話題に「ピアノを弾くニーチェ」という題で
哲学者の木田 元氏が書かれていました。

偉大なる思想家ニーチェの冥福を祈ります。

こころに残った言葉

意欲というのは、いい換えれば、「その運命を欲するか」である。
「あなたはこうなる運命を求めていくつもりがあるか」という人生からの最後通牒だ。

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2008/08/24

福澤諭吉 人生の言葉

1899年(明治22年)に慶応義塾を卒業後、松江日報主筆を手始めに、三井銀行を経て、1911年(明治44年)経営危機にあった王子製紙専務に就任。再建を成し遂げて製紙王とも呼ばれた「偉大なる平凡人」藤原銀次郎。王子製紙社長を退いた後、政界でも活躍し、1938年(昭和13年)には科学技術者の育成のために、後の慶應義塾大学工学部となる藤原工業大学も設立しています。
福澤諭吉に直接教えを受けた藤原銀次郎が、福澤諭吉の「実学」「経営」「独立自尊」の教えをやさしく説き明かした名著が、慶応義塾創立150周年を前に復刊されました。

成功した藤原の目を通して、福澤諭吉の言葉や処世訓をわかりやすく解説してあります。経営者に読む価値があると同時に、これから夢を実現したいと考えている若いサラリーマンにも役にたつと思います。

慶応義塾創立150年を迎えるということは、この本に書かれている福沢諭吉の言葉は150年前の言葉ということになるわけですが、少しも古くありません。サブプライム問題にゆれる現代にも十分通用する含蓄のあることばばかりです。

改めて福澤諭吉の偉大さを認識しました。単なるハウツウ本とは違う1冊です。

こころに残った言葉

「あまり一つの問題にとらわれすぎず、限界を広く、気を大きく持つように」
何事にもとらわれてしまってはいけない。いろいろな大問題、難問題にぶつかると、人はみなあわてふためいて正しい判断をあやまるものであるが、そんな場合、一歩しりぞいて静かに考えれば、必ず判断もあやまらないだろうし、いい知恵も自然に生まれる。

「得意冷然、失意泰然」
仕事がうまくいっている時には、実った稲が頭を下げるように謙虚にそして冷静に行動し、一方失敗してもしょげることなく次の成功のためにゆっくりと準備を始めていく。いい時があれば悪い時もある。その時その時に一喜一憂せずに人生そんなものだ、と自分を信じて努力をしていくということです。

職業に貴賎はない。何でもよろしい、人はその暮らしを立てるために、必ず一つの職業を選ばなければならない。職業は自由だ。しかし少しでもそれが世の中にプラスになるものであることが必要だ。

大会社に入ろうと思うな、中小企業の経営こそおもしろいんだ

もっといっぱいおもしろい言葉がありますが、それは実際に読んでみてください。

それでは、また。

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2007/03/21

日蓮 大仏次郎

日蓮と聞いて何を思い出しますか。ほとんどの人は「南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)」というお経を思い出すのではないでしょうか。

日蓮は法華経を唯一の経典として天台宗など他宗を攻撃したため、宗教的な迫害を受けました。しかし、お釈迦様が法華経は一番すぐれた経典だが、布教に際して誤解を生みやすく、これを広めるものは迫害を受ける恐れがある、ということを述べています。日蓮は自分が迫害されること自体が、法華経が一番優れた教えであることの証明だとして、それを耐え抜きました。

日蓮は鎌倉時代の僧で日蓮宗の開祖です。始めは天台宗を学んでいましたが、その過程で、仏教の経典の中でも法華経が一番すぐれていて、天台宗、禅宗、真言密教、浄土宗、浄土真宗などはうその教えであるとして、法華経以外を厳しく糾弾します。

当然、既存の宗教界や支配階級からは目の敵にされました。伊豆と佐渡に流され、辛い環境にも係らず、その地で確実に法華経の信者を増やしていきました。鎌倉時代の末期は干ばつや火事、地震、戦争、蒙古の来襲などあらゆる苦難が降りかかりました。日蓮は、経典をもとにそれらを予言し、時の執権に「立正安国論」を提出して、世の中を良くするためには法華経を国の宗教として、他の宗教をやめるように提言しました。もちろん受け入れられずに追放されるわけですが、その熱い思いは序序に支配階級にも伝わっていくのでした。

苦難の連続の中で常に前向きに自らの使命を貫き通した、日蓮の思いを感じることのできる一冊でした。

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2006/11/25

ツキの大原則 西田 文郎著

久しぶりにいい本を読みました。表紙をみると、ちょっとふざけているのかなと思っていましたが、読んでみると期待以上の中身の濃い本でした。

”つく”ためには、まず感謝の気持ちを持つことが最低限必要です。感謝の気持ちがあれば、そこからつながりがでてくるのです。

しかし、感謝する対象が見つからない人も多いかもしれません。そこで著者はこんな例を挙げています。

私には2人の親がいる。2人の親にもそれぞれ2人の親がいる。この4人の祖父母にもそれぞれ2人の親がいる。このようにたどって20代前まで数えると、1,048,576人の先祖がいたことになる。それが30代前になるとだいたい平安時代の末期で、先祖の総計は1,073,741,824人という膨大な数になる。この1,073,741,824人のうち、たった1人でも何かの拍子に早死したり、男女の組み合わせがひとつでも違っていたら、あなたは生まれてこなかった。それぞれの人がそれぞれの人生を懸命に、真剣に、けなげにまっとうしてくれたから「私」がいる。1,073,741,824人の先祖全員に「ありがとう」というべきであろう。

これにはまいりました。そうだよな。自分が今生きていると言うことはとてつもなく幸運なことで、言葉を変えていえば奇跡のようなことなわけです。著者は続けます。

だからあなたが今、ここに、こうして生きていることは、確率として見れば奇跡としかいいようがない。(中略)それほどの難関を突破して、今、ここにたどり着いたのだから、あなたは最高にツイているし、最高の強運の持ち主なのだ。

そうなのです。生きているだけで儲けモノなのです。そして私がそうであるということは、今生きている人、皆がそうであるということなのです。今地球上に生きている人は、みな「奇跡の人」なのです。今、一緒に暮らしている家族、親類、友人、会社の同僚、上司、部下、ビルの掃除のおばさん、道ですれ違った人、などなど。全ての私の前にいる人、それ自体が奇跡なのです。これを考えると、自然に感謝の気持ちがわいてくるではありませんか。

もしかすると健康を害しているかも知れない。苦しいことがあるかもしれない。心配で心配で眠れないかもしれない。でも今生きているのなら、全てに感謝できるではないか。”ツイている”と思えるではないか、ということなのです。

落ち込んでいる人、自分は何かツイていないなと思っているなら、一度読んでみるといいかもしれません。

心に残った言葉

人間が一番信じられないのが自分自身である。自分を信じる一番の方法は、他人を信じることだ。

人や環境に対する感謝の感情は、強い自分をつくる。

自慢してしまえば、弱点は強さになる。

熱意と感動は、ツイている人間を引き寄せる磁石である。

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2006/11/11

松下政経塾 塾長問答集 塾生との対話

松下政経塾ができてから4年経った、昭和58年に書かれた本です。松下さんは90歳です。忙しい仕事のあいまをぬって、塾生たちと交わした会話の記録が集められています。まだ、塾出身の国会議員はでていません。何の実績もない中でこれから塾をどうしたらいいのか、ブランドを確立するためにどうしていくのか。塾生との対話の中に、よりよく生きるためのヒントがありました。

1.自己観照のすすめ
  一度自分から出て、外から自分をみてみる。自分で悪いと思ったことは自分でなおす。

2.素志貫徹
  塾の五誓の一つでもあります。決めたら徹してやれ。一本筋を通して。

3.主体性を持つこと

4.衆議をもってことを決めること。何事も独断ではなく、相談すること。

5.和をもって貴しとする

6.人情の機微を知ること
  これが分かれば行く手に障害はない。女性に魅力的と思われるようにならなければいけない。

7.成功するとかしないということではなく、「やらなければならない」ということを信じてやる

8.鳴かぬなら それもなおよし ほととぎす

9.なにごとも素直な気持ちでやる
  話を聞くときは虚心になって聞く
  勉強というものは概して虚心にならないといけない
  いったん自分の志を無にして聞いてみる

10.悟りを得ること

11.人間を知ること

12.知識ではなく知恵をつけること

松下幸之助さんは神様のような人ですから、これを全てやることは難しいとおもいます。自己観照や頭の中を空っぽにして素直な気持ちで人の話を聞くことからできたらよいなと思います。

それでは、また。 

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2006/05/31

人生談義 松下幸之助

私は運がいい、ということを思い出しました。

すっかり忘れていたのですが、この本を読んで思い出しました。港の近くで遊んでいた小学校低学年の私は、海に落ちてしまいました。泳ぎを覚える前でパニックになった私を、そこへたまたま通りかかった郵便配達のおじさんが、助けてくれたのです。九死に一生というのはこのことをいうのでしょう。もしそのおじさんがそこを通らなかったら、恐らく私は今こんな文章を書くことはなかったでしょう。おじさんが亡くなったときに、助けてもらったことを思い出した記憶があります。

松下幸之助さんも同じような目に遭っていました。船にのっている時のことです。足をすべらせた船員に抱きつかれ、船べりに座っていた幸之助さんは一緒に海に落ちてしまったのでした。なんとか浮くことだけはできたので2~3分ばたばたと頑張っていたら、船が戻ってきてくれて助けてくれたのです。

自分では気がついていないか、忘れてしまっているのですが、実は自分は運がいいのです。今生きていること自体が、よくよく考えると、とてつもなく運がいいのです。

1ヶ月以上休んでいましたが、また、ぽつりぽつりと書いていきたいと思います。

それではまた。

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2006/04/15

大聖堂(上・中・下) ケン・フォレット著

読み出したらとまらない本、というのはそうはありません。

俳優の児玉清さんが月間PHP4月号の特集「僕の気持ちを軽くしてくれる本」に紹介していた、ケン・フォレット著「大聖堂(上・中・下)」はまさに読み出したらとまらない本です。

「大聖堂建築に命を賭けた石工の物語は、まさに波瀾万丈、彼の不撓不屈の精神と美しき姫との恋の行方は、何度読んでも僕の心を虜にする。人生憂きことなど颯と吹き飛ばし、心を軽快にしてくれる珠玉の極め付きの一冊だ。」
(月間PHP4月号の特集「僕の気持ちを軽くしてくれる本」より)

12世紀のイギリスをキングスブリッジ修道院を舞台にした物語です。有能な石工であるトムは、いつかは大聖堂を建築したいという希望を胸に放浪を続けていますが、食べるものがなくなり、餓死寸前のところまで追い込まれます。教会は宿と食事を施してくれるのですが、1泊だけです。次の日には出て行かなければなりません。

今は、空腹を感じたらどこでもかけこめばそばぐらい食べられます。空腹が長引くという経験は生まれてこのかた、したことがありません。倒れるくらいに腹がへるという状況がどのようなものなのかなあ、と物語とは関係ないことに興味を覚えました。

トムの人生も波瀾万丈ですが、もう一人の主人公、キングスブリッジ修道院長のフィリップの人生も、ウィリアム伯爵やウォルター司教など数々の障壁にいくてをさえぎられます。神は試練を与えたもうたのか、聖職者だけにその都度絶望的になりそうな場面で、七転び八起きと絶対にあきらめずに戦っていくのです。ここがこの本の真骨頂でしょう。

ディックの本棚http://blog.livedoor.jp/dick21/archives/50275888.htmlのディックさんの書評が大変参考になるので引用させていただきました。

また、この小説はけっしてプロットのおもしろさだけではない。
森と都市、領主と領民、貴族と国王、王権と教会、迷信と知恵、富と貧困、こうした中世の社会を形作っていたものの関係が、しっかりと描き込まれていて、経済や政治の仕組みがごく自然に理解されてくる。情感たっぷりの物語でありながら、こうした基礎的な部分がしっかりとしているので、とてもリアリティがある。
 中世の終わり頃というと、王権が強くなってキリスト教の支配領域を少しずつ浸食しようとし、それに対して教会が既得権を守ろうと必死になっていた。そういう中世のイギリスに対する理解を深められる、という点でも、興味深い本なのだ。
 ゴシック建築に対する理解があればより一層楽しめるはず。

国王と教会の対立という点は、その原点がローマ帝国とキリスト教会の関係までさかのぼります。最近読んだ塩野七生の「ローマ人の物語 キリストの勝利」は司教の前にひざまずくローマ皇帝を書いています。

どんな時にもくじけずに前向きに挑戦する。くじけそうになったらもう一度読み返したい本です。

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2006/03/19

それでも人生にイエスと言う V.E.フランクル

それでも人生にイエスと言う

なんという良い言葉でしょう。

著者のV.E.フランクルは「夜と霧」を書いたことで有名です。第2次世界大戦中にナチスドイツによって強制収容所に入れられ、奇跡的に生還した数少ないユダヤ人の一人です。どのような人が、絶望的な状況に置かれても、希望を失わずに前向きに生きられるのでしょうか。夜と霧には実際にそれを体験した人にしかかけない内容があります。

映画で思い出すのは、「ライフ・イズ・ビューティフル」です。前半の明るいコミカルなムードと、主人公が強制収容所に入れられる後半のコントラストには大きな落差があります。収容所の中で、収容所の日常をゲームにたとえて、子どもをおびえさせないように、そして最後まで生き延びることができるようにする主人公の行動は見るものの涙を誘います。

実際にこのような収容所での生活を体験したフランクルが、1946年、収容所を出て1年後に講演で話した内容をまとめたのが「それでも人生にイエスと言う」です。

まだ、なまなましい記憶が残っている中で行なわれた講演とは思えないほど落ち着いて話しているように思えました。先哲の言葉を引用しながら生きることの大切さを説いていきます。

「なにかを行なうこと、なにかに耐えることのどちらかで高められないような事態はない」
(ゲーテ)

「もし私がそれをしなければ、だれがするだろうか。
しかし、もし私が自分のためにだけそれをするなら、私は何であろうか。
そして、もし私がいましなければ、いつするのだろうか。」
(ヒレル)

「人生それ自体がなにかであるのではなく、人生はなにかをする機会である!」
(ヘッベル)

最後にフランクルの言葉を紹介します。

「人間はあらゆることにもかかわらず−困難と死にもかかわらず、身体的心理的な病気の苦悩にもかかわらず、また強制収容所の運命の下にあったとしても−人生にイエスと言うことができるのです。」

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2006/03/05

渡邉美樹 夢に日付を!

皆さん、日記をつけるのは一日のうち、いつごろでしょうか。ほとんどの皆さんがその日のうちにつけるのではないでしょうか。私もそうです。寝る前の15分ぐらい前にA5の手帳に今日あったことを記録したあとで自分の感想を書いています。

実は、昨年11月18日にワタミの社長、渡邉美樹さんの「夢に日付を!〜夢実現の手帳術〜」を買って読みました。東証1部上場のワタミグループを創りあげた渡邉社長の夢実現のノウホワイがすべて書かれています。夢を手帳に書くということは、GMO社長の熊谷社長も手帳術の本で書かれていますし、多くの本に書いてあります。渡邉社長の手帳術は、夢実現までの日付をいれることによって、いかに生きて行くかの「ノウホワイ=なぜやるか」を伝えてくれます。

○月○日までに、これとあれとあれをやる。夢がないのなら、夢を考えることを最初にやってみたらよい。夢を考えることを夢にすればよい。具体的に3ヵ月後までに3つ、自分のやりたいことをあげてください。これをよんで、私は今年の2月18日までに3つのことをあげることにしました。

一つ目はすぐに決まりました。資格試験合格を目指して、具体的に試験対策の学校に申し込むことにしました。もうひとつは、健康面を考えて一日一万歩あるくこと。最後はなかなか思いつかなかったのですが、家族で旅行にいくことにしました。今までであれば3つの夢を考えるぞと思っても、「いつまでに」が抜けていたためにいつの間にか忘れてしまうということが多かったと思います。ところが、手帳に2月18日までと書いただけなのに、ふと思い出すのです。「2月18日までに決めないといけないなと。」結果的に、ぎりぎりの2月18日までに3つのささやかな夢を決めることができました。

夢に日付をつけることの大切さを身をもって体験することができました。夢を決めるなら日付をつけて具体的に、これが大変大きな意味をもっているのですね。

渡邉社長は寝る前の15分ぐらいで毎日日記をつけているそうです。今日一日を振り返って猛反省することを書き出し、一日をリセットしたうえで明日にどうつなげるかを今日のうちに済ませてしまうのです。明日一日のイメージを創りあげて、そして頭の中を空っぽにして眠り、また翌日からスタートするのです。

終了した予定を赤鉛筆で塗りつぶした表紙の手帳の写真が印象的です。私もこれを取り入れて、今日のスケジュールで終了したものについては、赤鉛筆で塗りつぶすようにしました。今読み直してみると、明日一日のイメージを創りあげる部分をいつの間にか忘れてしまっていたことに気がつきました。今日からもう一度やり直そうと思っています。

心に残った言葉

夢を実現することは、実は目的ではないのです。夢とは自らが進むべき道筋をつけるために一つのゴールとして設定しているにすぎません。大切なことは、その道を歩むプロセスのなかで、それぞれが自らの人間性を高めていくことなのです。

毎日を120%で生き切る。(中略)なぜ20%の無理をしなければならないのか。それは「もしかしたら明日はないかもしれない」からです。だからこそ、今日という日はかけがえのない、尊い時間なのです。

「私はいつまでに、このことを絶対に成し遂げます。だめだったら死ぬ覚悟があります」と言って初めて仕事なのです。

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